ストレスとサプリの関係について

ストレスというのは免疫機能を低下させるばかりか、活性酸素の過剰発生を招いて、DNAを傷つけてしまうという危険性があるようです。

人間のからだというのは「抗酸化酵素」を備えていると言われていますが、このもともと備えている抗酸化酵素だけでは、現代人のストレスには歯が立たないということがあるようです。こういった場合には、食品に含まれる抗酸化成分のちからを借りるということになるでしょう。しかし現代では、食品の成長する環境により、栄養価の低下ということも問題になっており、なかなか食生活だけで不足分を補っていくということが難しくなっているといえるでしょう。こういった事態を救うべく、サプリを活用する現代人の知恵が生まれたのではないでしょうか。

摂取するサプリが効くか効かないかという観点から見ると、大きく3つの要素で分けることが出来るでしょう。

「製品の品質と内容」

「摂取の仕方」

「利用者の状態」

以上の条件がサプリの活用への選択指針として多くなってきているのではないでしょうか。

ここで注意しておくべきことは、成分の有効性というのが、そのままサプリの有効性ではないということでしょう。吸収率もあるでしょうし、一緒に加えられた成分との相乗作用なども有効性に影響を与えるとされています。例えば、カルシウムを補填したい場合、マグネシウムと2:1の割合だと相乗的に吸収効率が高まり、かつビタミンDを加えることにより吸収が促進されると言われています。

つまり、成分の特性を活かす配合を知るというのは、健康を支えるうえで重要な要素と言えるでしょう。また、製造年月日の確認も大切で、製造後の時間経過が長ければ長いほど、効力は失われていってしまうと考えられているため、購入する際は、そういった面にも注意しておくと良いでしょう。

ある種のビタミン類は8ヶ月を経過すると作用が半減するともいわれているうえ、摂取の仕方にも有効性の差が生じるそうです。他の素材や薬品との飲み合わせというのも気を付けなければならないでしょう。通院しているなど、継続して薬を飲用している方などは、担当医へ相談することが望ましいでしょう。年齢や体格、遺伝的素因、職業、食環境、運動習慣、喫煙、飲酒も効果は変わるそうです。

                            

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